7.92019
いろいろな介護のかたち(介護②)
さて、前回は全体ざっくりでしたが、
今日は在宅介護について見てみます。
前回のグラフにもあるように、
介護費用は月15万円以上の層と、
7万5千円以下の層と分かれていましたね。
先ずは、
施設介護か、在宅介護かで
費用の差が大きく分かれます。
在宅サービスは、居宅介護事業所に申し込み、
施設サービスは、施設に申し込み、
ケアマネージャー(介護支援専門員)に相談しながら
ケアプラン(介護サービス計画)の作成をしてもらったり
(市町村全額負担)して、それぞれサービスをうける事が
できます。
在宅サービスは、要介護度ごとに使える
介護保険サービスを利用する上限額があります。
(自己負担は1~3割)
介護保険サービス料が高額になった場合は、
軽減措置(高額介護サービス費)があります。
介護保険サービスの利用限度額を超えた部分は
全額自己負担です。
「在宅介護のお金の負担」2016年調査報告【家計経済研究所】によると
在宅介護にかかる費用は、平均6.9万円とあります。
介護度が上がるにつれて、負担額も高くなっています。
前回のブログの表にもありました
平均介護期間54.5ヶ月(4年7ヶ月)で計算すると、
平均
6.9万円 × 54.5ヶ月 = 376万円
ということになりますね。
在宅介護ご夫婦2人分だとこの2倍必要
になりますね。
これはあくまでも、平均ですが、
介護を考えられる時のヒントに少しでもなれば幸いです。
次回は、施設介護について見ていきたいとおもいます。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
ライフナビ西大寺店 小山